代表的な夏野菜には、今回使用したもの以外にもキュウリ、オクラ、カボチャ、ピーマン、トウモロコシなどがあります。暑い夏を乗り切れるように、夏野菜には水分やミネラル分が多く含まれており、身体を冷やしてくれる作用があります。また疲労回復に良いビタミンB群やビタミンCも多く含まれています。この時期はキッチンに立つのも暑く、簡単なもので済ませてしまいがちです。そんな時だからこそ、夏野菜を取り入れて元気に過ごしたいですね!
栄養成分(1人分)
エネルギー:132kcal タンパク質:3.1g 脂質:6.5g 糖質:12.9g 食物繊維:4.4g 食塩相当量:2.4g
< 材 料 >(2人分)
玉ねぎ・・・・・・・1/2個 | ニンニク・・・・・・1/2片 |
トマト・・・・・・・1/2個 | オリーブオイル・・・大さじ1 |
パプリカ・・・・・・1/4個 | ★塩コショウ・・・・適量 |
ズッキーニ・・・・・1/4本 | ★固形コンソメ・・・1/2個 |
ナス・・・・・・・・1個 | ★味噌・・・・・・・大さじ1/4 |
トマトダイス缶・・・1/2缶 |
< 作 り 方 >
❶ ニンニクはみじん切りにし、玉ねぎとトマトは1cm四方の角切り、パプリカは乱切りにする。
❷ ズッキーニとナスは厚さ1cmの半月切りにし、ナスは水にさらしておく。
❸ 鍋にオリーブオイルをひき、みじん切りにしたニンニクを加えて炒める。
❹ ニンニクの香りが出てきたら中火にし、玉ねぎを加えて炒める。
❺ 玉ねぎがしんなりしたら、ズッキーニを加えて炒める。
❻ 全体に油がまわったら、ナスとパプリカ、トマトとトマト缶を加えて炒め煮にする。
❼ 沸騰して来たら弱火にし、蓋をして煮詰める。時々かき混ぜる。
❽ 野菜がしんなりしてきたら、塩コショウ、固形コンソメ、味噌を加え約15~20分煮る。
❾ 粗熱が取れたら冷蔵庫で冷やして完成。
プチコラム 「食中毒にご用心」
気温が高くなると、いつもより気をつけたいのが食中毒。高温多湿な環境になることと、夏バテによる抵抗力の低下が主な理由としてあります。食中毒にならないために家庭での予防方法をご紹介します。
①石鹸で丁寧に手洗い
②買い物をする際は、表示を確認して新鮮なものを
③冷蔵庫は10℃以下、冷凍庫は-15℃以下に保つ
④保存する際は肉、魚などの水分が他の食材にかからないように
⑤加熱する食材、生で食べる食材のまな板は使い分ける
⑥ふきんは毎日清潔なものを
⑦中心の温度が75℃で1分以上の加熱を目安に
食中毒かもしれないという下痢の時は、菌を体内から出さなければならない場合もあります。
そのため、すぐに下痢止めを飲むことはおすすめしません。下痢や嘔吐がある場合は脱水予防のためにも経口補水液を選んでくださいね。